古代からの音の贈り物 — パンフルートのゆうべ —

終了したイベントの記録です

古代からの音の贈り物
— パンフルートのゆうべ —

パンフルート:中村純
ライアー:あまね伶
ゲスト:シュリンクススターズ(庄ゆかり・松井美智子・櫻岡史子)

日時 2018年6月2日(土)
時間 開場18:45 開演:19:00
入場料 2000円(入館料 500円含む)
会場 東京アートミュージアム ➡ Map
東京都調布市仙川町1-25-1
TEL:03-3305-8686
問い合わせ
E-MAIL:nakamura@an-pan.org
TEL:070-5670-3512

会場の様子(2018年6月4日追加)
パンフルートのコンサート1 パンフルートのコンサート2


—プラザ・ギャラリー30年の軌跡— 夏のひととき

財団企画 展覧会のお知らせ

—プラザ・ギャラリー30年の軌跡—
夏のひととき

大沢昌助  掛井五郎
鹿江恭夫  岸田淳平
鬼頭 曄  木下 晋
深尾庄介

 

プラザギャラリーは今年で30周年を迎えます。振り返れば過ぎた時間は一瞬のように思えますが様々な展覧会が開催されました。国内はもとより海外作家も世界中から来て下さり世界中の「アートの今」を展示して参りました。

30年と申しますと展覧会もそうとうな数になりますがそのひとつひとつがハッキリと思い出されます。特筆すべきは世界の災害にあったところにチャリティーで支援金を募り届けた社会活動も大勢の賛同作家たちとともに行ったことでした。展覧会を開催して下さった多くの作家のご助力でプラザギャラリーは成長させて頂き、そして展覧会を観て下さった多くの方々に感動を残して下さいましたことに感謝を申し上げます。

今回展示させていただいた作品は何かのご縁で私の手元に集まった作品たちの一部です。夏のひととき、作家たちがが丹精込めた作品をゆっくり鑑賞しお楽しみ頂けましたら幸いでございます。

プラザギャラリー
代表  伊藤容子

会期 2018年6月30日(土)- 9月30日(日)
開館時間 11時~18時30分(入館18時まで)
開館日 木・金・土・日曜日
休館日 月・火・水曜日
および 夏期休館 8月12日(日)- 16日(木)
入場料 一般 500円 / 大高生 400円 / 小中学生 300円
会場 東京アートミュージアム ➡ Map
主催 東京アートミージアム
企画 一般財団法人プラザ財団

 

大沢 昌助 鬼頭 曄

 


セルゲイ・チョーバン 建築ドローイング展 「凍てついた音楽の夢」

終了したイベントの記録です

セルゲイ・チョーバン 建築ドローイング展
「凍てついた音楽の夢」

会期 2018年4月7日(土)- 6月24日(日)
開館時間 11時~18時30分(入館18時まで)
開館日 木・金・土・日曜日
休館日 月・火・水曜日
入場料 一般 500円 / 大高生 400円 / 小中学生 300円
会場 東京アートミュージアム ➡ Map
主催 東京アートミージアム
企画 一般財団法人プラザ財団
キュレーター ヤン・フィリップ・フルーゾルゲ(The Drawing Hub Berlin)
後援 ドイツ連邦共和国大使館、チョーバン財団、株式会社森木ペーパー、清水和紙株式会社、福井県和紙工業協同組合、Tesuki Washi Berlin、The Drawing Hub Berlin
トークイベント 2018年4月7日
・15:00〜
セルゲイ・チョーバン氏とキュレーター、ヤン・フィリップ・フルーゾルゲ氏とのアーティストトーク(日本語訳あり)
・アーティストトーク終了後
チョーバン氏の書籍サイン会を開催予定

「記念碑へのエクスカーション(「全体主義と建築シリーズ」より)」 人間国宝 第九代 岩野市兵衛氏の越前生漉き奉書紙
86.7 x 61.2 cm  2016年

「300人収容の多目的ホール」
50 x 65 cm 2005年

セルゲイ・チョーバン氏は建築家、ドローイングアーティスト、美術コレクターそしてドイツ・ベルリンの建築ドローイング美術館創設者でもあります。

1962年旧ソビエト連邦レニングラードに生まれ、連邦下で教育を受けましたが連邦崩壊直後の1991年ドイツにわたり、ドイツ国籍を取得します。そして今日、ハンブルグ、ベルリンそしてドレスデンにチョーバン・フォス建築事務所を構えるに至ります。またロシア語、英語のバイリンガル建築雑誌「speech」の創刊者でもあり、複数回にわたりヴェネチアビエンナーレ国際建築展ロシア館でのキュレータを務めています。

今回の東京アートミュージアムでのプロジェクト「凍てついた音楽の夢」は、チョーバン氏の最新作建築ドローイングを含めた、およそ30点を公開する日本初の展覧会となります。これらの作品群はプランニングのための「古典的」な建築設計図面ではなく、自由な発想に基づいた「建築的ファンタジー」ドローイングとなります。チョーバン氏の芸術的アプローチ、描画手法には時代を超えた、タイムレスな輝きがあります。そして古典主義建築的オーダー(柱の装飾方法)やバロック様式のドームの中に近代的なアーキテクチャがそびえ立つような、超現実的な世界観を持っています。この、非現実的な「夢」を、チョーバン氏は卓越した技法でインク、サンギーヌ、木炭そしてパステル等を用いて描いています。

彼の作品において西洋芸術におけるカプリッシオ、言い換えれば「イマジネーションによる知的越境」-ロマン主義的廃墟の美学、ロシア革命後の「ロシア・アヴァンギャルド」、巨大なレーニン頭像、水没した建造物たち等、世代を超えたものたちが共存する世界-が蘇ったようです。それはまた、滅びゆく廃墟がその消滅を拒み、モダニズムやポストモダニズムの登場を拒否し続けるかのような、「滅びるゆくものの抵抗」のようでもあります。

タイトルにある「凍てついた音楽」とは、ドイツの哲学者フリードリッヒ・ヴィルヘルム・ジョセフ・シェリングからの引用で、彼は建築物をこのような詩的なイメージで表現しました。この表現からは容易に「ハーモニーとバランス」という、音楽や建築における古典的な原則を思い浮かべますが、それと同時に「凍てつく」という言葉が一定の「温度」を感じさせ、まさにチョーバン氏の作品に流れる冷たいまでの合理性と崩壊の美学を総括するのに相応しい言葉といえます。このように、日本で初公開となるこれらの作品は様々なテーマが絡み合っています。

ドイツ、ロシアという二つの国のアイデンティティーをもつ建築家による、現代と伝統の間を描いたドローイングを、日本という伝統と未来という二つの対極的なものが共存したエキサイティングな国でご紹介できることを嬉しく思います。そしてチョーバン氏自身も、日本文化に深い関心を寄せています。チョーバン氏は2016年、越前市在住の人間国宝、第九代岩野市兵衛氏による生漉き奉書紙に出会います。そして今回の日本初展示に向け、日本文化への敬意を表すべく、この特別な和紙を用いた作品を制作いたしました。また、創設したベルリンの建築ドローイング美術館においては日本のアニメ「パトレイバー」や「イノセント」で描かれたユニークな都市風景の原画展を開催したということも言及させていただきます。

東京アートミュージアムはアートコレクター、パトロンである伊藤容子氏所蔵の個人美術館です。日本の有名建築家安藤忠雄氏が2004年に建てたもので、安藤作品が一カ所に集まる、世界的にも珍しい 仙川の通称「安藤ストリート」の一角にあります。

2018年4月7日の展覧会オープニングでは、セルゲイ・チョーバン氏とキュレータであります私フルーゾルゲとのアーティストトーク(日本語訳あり)、チョーバン氏の書籍サイン会を開催予定です。

2018年1月、ベルリンにて
ヤン・フィリップ・フルーゾルゲ
The Drawing Hub Berlin